トピックス

トップページ >トピックス一覧 >IPO実務検定の試験委員の三浦太 公認会計士(EY新日本有限責任監査法人 シニアパートナー)が執筆した「スタートアップ/ベンチャーの経営強化書」(中央経済社刊)が出版されます。
IPO実務検定の試験委員の三浦太 公認会計士(EY新日本有限責任監査法人 シニアパートナー)が執筆した「スタートアップ/ベンチャーの経営強化書」(中央経済社刊)が出版されます。
IPO実務検定の試験委員の三浦太 公認会計士(EY新日本有限責任監査法人 シニアパートナー)が執筆した「スタートアップ/ベンチャーの経営強化書」(中央経済社刊)が出版されます。

スタートアップやベンチャー企業が成長して行くヒントやIPO、M&Aをどう実現していくかなど、監査法人で積み上げた経験を詰め込んだ一冊となっています。

また、IPO後も上場会社として役立つtipsが満載となっています。IPO準備企業、上場企業の経営者やCFOと良好な対話をしたい証券会社・銀行等の営業担当の皆様にもお勧めの内容となっています。

※なお、本書はIPO実務検定試験の試験問題とは必ずしも関係はございません。


================================
「スタートアップ/ベンチャーの経営強化書
〜持続的成長のための”次の一手”の考え方〜」
2023年8月発刊予定(中央経済社)3,300円(税込み)

目次
第1章 起業をめぐる論点を理解する
1 日本における起業事情 P2
(1)起業がしやすい時代
(2)諸外国との起業事情の違い
(3)起業における日本の課題
2 成長の障壁と資金調達 P9
3 成長の障壁を突破する体制作り P 14
(1)マネジメント・チームの確保
(2)適時の事業インフラの手当て
(3)外部協力支援
(4)事業領域の選択
4 起業から成長していく事業展開ステップ P 23
(1)創業段階(デスバレー突破前)
(2)開業からの数年間(デスバレー突破直前)
(3)市場での事業定着段階(デスバレー突破後) 
(4)有望ベンチャーに至る段階(≒スタートアップ企業の仲間入り)
 
第2章 スタートアップ企業になるには
1 スタートアップとベンチャーとの異同 P 32
(1)スタートアップとベンチャーの共通点
(2)スタートアップとベンチャーの相違点
2 ベンチャー企業を取り巻く実態 P 33
(1)日本のベンチャー企業の状況
(2)エコシステムという周辺環境
(3)参考となるシリコンバレー事情
Column 起業を後押しする米国の強み P39
3 ベンチャー成長への課題整理 P 40
(1)参入する市場の選択
(2)金融機関,VC,投資ファンド等との具体的な早期の交流強化
(3)成長のためには顧客ニーズをキャッチアップ
(4)幹部・ミドルの育成・採用
4 スタートアップになるための大事な要素 P 44
(1)「起業」において大事なこと
(2)外部からの「助言」に関する大事なこと
(3)企業の「努力」として大事なこと
(4)企業の「行動」において大事なこと
5 スタートアップとしての成長ストーリー P50
(1)足元の赤字先行を恐れない
(2)大胆なビジネス・イノベーションを目指す
Column コア事業への集中展開 P52
(3)成長段階に沿った人材獲得,組織変革・陣容拡大の促進
(4)投資の実行は資金回収(エグジット)の期待で成立
(5)ステークホルダーとの良好な関係
Column 最近の政府等の施策 P56

第3章起業家の条件
1 起業家として知っておくべき考え方や必要な能力 P60
(1)創業の明確な信念
(2)継続する力
(3)経営チームビルド
(4)マーケット感覚
(5)適時のリソース確保
2 起業家として知っておくべき事業展開 P67
(1)パーパス,ビジョンに根差した事業展開
(2)効率的かつ効果的な経営行動
(3)必要な資本政策の機動的な実行
(4)アントレプレナーシップを発揮した事業展開
3 起業家として知っておくべき投資環境 P73
4 起業家が知っておくべき周辺環境の動向 P76
5 事業展開の方向を判断する時の考え方 P80
(1)チャンスのある時には一気呵成に行動する
(2)リスクや失敗を恐れず冷静沈着に行動する
(3)成功するまで事業を続ける
(4)一本足打法からの脱却
(5)攻めの経営の勘所

第4章マネジメントの主要論点
1 起業家自身に不足しがちな経営知識 P86
(1)マーケティングに関する経営知識
(2)ファイナンスに関する経営知識
(3)ガバナンスおよび内部統制に関する経営知識
2 社内の管理体制に関する経営知識 P87
(1)管理体制全般の整備ポイント
(2)資金管理の体制整備ポイント
Column 資金管理における不正 P92
(3)利益管理の体制整備ポイント
3 資金調達に関する経営知識 P95
(1)段階別の資金調達手段
(2)VCや投資ファンドの行動パターン
4 資本政策に関する経営知識 P103
(1)中長期的に業績を予想
(2)外部株主が参加する前に身内の資本政策を実行
(3)経営支配権と資金調達のバランスが重要
(4)外部資本の投資における出口戦略
(5)IPOする場合の資本政策に関する東証ルール等
(6)組織活性化のためのインセンティブ・プラン
5 ステークホルダーと決算書 p113
(1)企業活動の流れを集約している決算書
(2)企業活動におけるSDGs,ESGの重要性
(3)ESG活動は見えない資産を構成

第5章成長のためのIPO戦略
1 資本市場とIPOの仕組み P120
(1)IPOにおけるファイナンスの仕組み
(2)日本の資本市場の実際と主な特徴
2 IPOによって企業にもたらされる主な影響および効果 P124
(1)IPOのメリットおよびデメリット
(2)IPOで組織的マネジメント体制に移行
3 IPOを通じた管理体制強化や経営課題解決 P129
(1)IPO準備は管理体制強化のプロセス
Column IPO準備段階の会計監査 P132
(2)IPOを活用して経営課題も解決
4 IPOを最終決断するポイント P137
(1)IPO特有のステークホルダーからの助言
(2)IPOを最終決断する際の株価や時価総額の見極め
(3)IPO時の株価形成要因
(4)その他IPO前の例外的な株価形成要因
5 日本の証券取引所の概要 P143
(1)東京証券取引所の概要
(2)東証の上場審査基準の水準(形式基準)
(3)東証の上場審査基準の水準(実質基準)

第6章成長のためのM&A戦略
1 買い手側から見たM&Aの効果と留意点 P156
(1)業界再編にM&Aを活用
(2)本業とシナジーがある周辺事業の進出にM&Aを活用
(3)本業と関係のない新規事業参入にM&Aを活用
Column 大手企業のM&Aにおける経営判断 P162
2 売り手側から見たM&Aの効果と留意点 P162
(1)事業承継型M&A
(2)業界再編型M&A
(3)シリアルアントレプレナーになる選択
Column 起業してM&Aされるという選択 P164
(4)M&Aの売り手側になる際の留意点
Column 欧米の起業家のM&Aに対する考え方 P167
3 グループの事業部門や子会社を切り出すM&Aの効果と留意点 P168
Column 事業を切り離すM&Aの効用 P168
(1)MBO
(2)LBO
(3)カーブアウト,スピンオフ,スピンアウト
Column コア事業を強化するカーブアウト P173
4 スタートアップ企業もM&Aを多用する時代 P173
(1)スタートアップ企業が買い手側になるケース
Column GAFAMもグループ化でM&Aを多用 P174
(2)スタートアップ企業が売り手側になるケース
Column IPOとM&Aは経営判断として対等な時代 P177
5 M&Aの主な流れ P177
(1)M&A成立までの主要ポイント
(2)M&Aの流れ
Column リテイン(Retain)の事例 P183

第7章プライベートカンパニーの継続
1 プライベートカンパニーのメリット・デメリット P190
(1)プライベートカンパニーのメリット
(2)プライベートカンパニーのデメリット
(3)上場企業に負けないプライベートカンパニーづくり
2 プライベートカンパニーを継続するか否かの経営判断 P193
(1)経営判断としての選択
(2)プライベートカンパニーの経営上の留意点
(3)プライベートカンパニーのIPOに対する考え方
(4)プライベートカンパニーの経営方針
3 長寿企業,老舗企業になる秘訣 P198
(1)企業理念,社訓,社是を創業以来守り,大事にしている
(2)無理をせず,段階的に着実に成長を目指す
(3)不易流行を大事にしている
4 未上場のエクセレントカンパニー P204
5 プライベートカンパニーでも失敗しない事業展開 P206
(1)ビジネスモデルや事業構造の変革
(2)利益向上策
(3)シェア拡大
Column 総花経営はやめ,引き算で勝負 P208
(4)業界再編
(5)周辺事業進出
(6)コア事業集中
6 プライベートカンパニーでもSDGs,ESGを意識する時代 P211
(1)上場・未上場いずれもSDGs,ESGは重要な経営テーマ
(2)持続可能性が高まる能動的な企業行動

第8章上場企業としての経営上の留意事項
1 上場企業における健全な経営 P218
(1)売上規模より稼ぐ力が重要な時代
(2)コーポレートガバナンスを重視した経営
(3)収益性を高めるポイント
(4)稼ぐ力の次に意識すべき健全な経営
2 上場企業に対する期待と株価形成要因 P226
(1)ROEの向上
(2)株価とROE等との関係
(3)そのほかに期待評価されるポイント
3 業績修正に対する市場の評価 P233
(1)業績予想および業績修正の情報開示ルール
Column 不正会計は結局のところ割に合わない P236
(2)業績修正時の留意点
(3)業績予想を的確に行う管理体制
4 不祥事の発生メカニズム P239
(1)不祥事が及ぼす影響
(2)不正会計が及ぼす影響
(3)不祥事に対する考え方とあるべき対応
5 非上場化という1つの経営判断 P243

第9章 著名経営者の起業からの歩み
1 ベンチャー企業として起業した現在の著名企業と起業家たち P248
2 京セラの成長の軌跡 P249
3 ファーストリテイリングの成長の軌跡 P254
4 ニデックの成長の軌跡 P258
Column 名高い起業家が自ら財務経理本を執筆する凄み P259
5 ソフトバンクの成長の軌跡 P262
6 起業後に成長し続けるためのヒント P265

IPO実務検定試験に関するお問い合わせ先
日本IPO実務検定協会事務局
担当者:事務局長 原田
お問い合わせはこちらまで
E-mail:info@ipo-kentei.or.jp

 

 


受験のお申込みはこちら
社内受験制度
法人会員のお申込みはこちら
会員ページログイン

  
IPOつながりの輪!会員限定掲示板