合格者の声

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合格者の声

エイターリンク株式会社管理部法務マネージャー(社内弁護士) 中村 泰彦 様
上級レベル(標準レベルにも合格)

―――IPO実務検定を受験したきっかけについて教えてください。

前職のスタートアップで上場準備業務に携わったのですが、法務担当という立場上自分に任された領域についての断片的な理解にとどまり、全体像を体系的に把握する機会がありませんでした。

IPO準備の知識を構造的に整理し直したいと考えたことが、受験の動機です。

―――IPO実務検定合格のためにどのような準備をしましたか?

2023年に標準レベルを受験した際は、試験直前に@TAC『IPO実務検定公式問題集』を読み、幸いにも合格はできました。ただ、今振り返ると、表層的な理解にとどまっていたと反省しています。

2025年の上級レベル受験にあたっては、前回の反省から、準備期間を約3か月確保し、以下の教材でしっかりと対策を行いました:
@ TAC『IPO実務検定公式問題集』
A 中央経済社『IPO実務検定試験公式テキスト』
B 中央経済社『IPO実践ケーススタディ』
C ネットスクール出版『ビジネス会計検定3級テキスト』(会計分野対策)
D 中央経済社『スタートアップファイナンス・M&Aハンドブック』(上場手続・会社法対策)

特にAは、IPO実務全体の整理に優れており、今後も「座右の書」として参照したい一冊です。
Cは基礎的ながら会計の全体像を学べる良書です。YouTubeで無料の解説動画も公開されています。
Dはやや専門的ですが、IPOの理論と実務について法的側面から書かれた、現時点での最高峰の書籍といってよいと思います。
仕事をしながらの学習だったため、ただひたすら書籍を読む回数を増やすのではなく、「わからない部分は立ち止まって深く理解する」という姿勢を意識して学習を進めました。

―――IPO実務検定を受験してよかったことは何ですか?

たとえば会社法の機関設計など、普段は曖昧に理解していた項目を、細かく正確に記憶し直す機会になりました。

また、業務であまり接点のない会計やディスクロージャー、上場準備スケジュールの全体像についても、断片的だった知識がつながり、理解が深まったと感じています。

合格すること自体ではなく、学びを得ることを目的としたことで、結果的に体系的かつ深い理解につながりました。

―――IPO実務検定の社内での活用法を教えてください。

IPO準備に関わる他のメンバーの業務への理解が深まり、連携面でも業務に直結する効果を感じています。

法務は専門性が高いだけに、周辺領域の理解が浅くなりがちなので、広く浅く体系的に学べるという意味で有益な試験だと思います。同僚にも勧めたいと思います。





IPO実務検定試験に関するお問い合わせ先
日本IPO実務検定協会事務局
担当者:事務局長 原田
お問い合わせはこちらまで
E-mail:info@ipo-kentei.or.jp

 


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